老後のお金はいくら必要? 個人年金のすすめ -2




また、同調査では、ゆとりある老後生活を送るための費用として、“最低日常生活費”以外にいくらお金が必要と考えるかという質問があり、その回答金額の平均値は143,000円でした。“最低日常生活費”の平均値と合計すると、夫婦2人のゆとりある老後生活に必要と考える毎月の生活費は、366,000円ということになります。ちなみに、“最低日常生活費”に上乗せしたい金額の使い道は、「旅行やレジャー」・「趣味や教養」・「身内とのつきあい」・「日常生活費の充実」が大半を占めています。

厚生労働省の「平成20年国民生活基礎調査」(2008年)によると、65歳以上の人だけで構成される高齢者世帯の平均月収は約249,000円でした。この金額は、“最低日常生活費”の平均値を上回っています。少なくとも現在のところは“最低日常生活費”を確保できているようですが、しかし、それはけっして経済的に余裕ある暮らしとは言えません。まして、ゆとりある老後生活にはほど遠い現状です。今後、公的年金の状況が飛躍的に改善するとは考えにくいですから、現役世代の人たちとしては、個人年金保険の活用を一層真剣に考えるべきかもしれません。

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