個人年金保険とは? -2




個人年金保険には、以前から保険会社が販売していたもののほかに、全農(全国農業協同組合連合会)や漁協の関連団体による共済がありましたが、近年の金融規制緩和によって、現在では銀行なども販売するようになりました。その保険の形には、「定額年金保険」と「変額年金保険」の2種類があります。

「定額年金保険」は、契約時に受取年金額が確定している保険です。また、満期時保険金一括払いが原則の終身保険や養老保険なども、満期時や支払い期間終了後に保険金の定額年金払いへの切り替えが可能ですので、事実上、「定額年金保険」として活用することが出来ます。

「変額年金保険」は、払込保険料の運用成果に応じて受取年金額や解約返戻金の額が変化する保険です。「定額年金保険」の場合も、払込保険料をファンドに投資して運用しますが、その運用実績に関わらず、契約した受取年金額が保障されています。一方、「変額年金保険」では、運用実績が好調で高額の年金を受け取れる可能性がある反面、現在のように金融市場の動きが激しい状況では、損失を出して期待した額の年金を手に出来ないというリスクも伴います。

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