個人年金保険比較のポイント

個人年金保険比較のポイント

個人年金保険は、投資型の「変額年金保険」よりも、契約時に受取年金額が確定している「定額年金保険」の方が安心して加入できるため、人気があるようです。ただし、「定額年金保険」は、加入時の市場金利が高い値で推移している場合には、受取年金額の比較的高い有利な契約を結ぶことができますが、市場金利が低い時期に加入した場合は、受取年金額が少な目の不利な契約を結ぶことになってしまいます。現在のような低金利時代にあっては、将来、市場金利が上昇する可能性を考慮して、通常の「定額年金保険」だけでなく、「積立利率変動型年金保険」も比較検討してみるべきでしょう。

「積立利率変動型年金保険」は、定期的に市場金利を反映して積立利率を更新する変動金利タイプです。ただし、市場金利が低下しても、通常は加入時に最低保証利率が設定されているため、受取年金額が少なくなることはありません。一方、市場金利が上昇したときには、加入当初の見積りよりも高額の年金を受け取れる可能性があります。


個人年金保険には、年金の受け取り方法によって、「有期年金」・「確定年金」・「終身年金」・「夫婦年金」の4種類があります。これらはすべて、基本的に年金の受け取りを目的とした積立型の保険であり、「有期年金」・「終身年金」・「夫婦年金」の3タイプは、いずれも年金受取人である被保険者の死亡とともに年金の支払いが止まります。しかし、「確定年金」は、年金受取期間中に被保険者が死亡した場合、遺族がその契約を遺産として相続し、残りの期間の年金を受け取るか、一時金の支払いを受けることが出来ます。しかも、相続時に生命保険の非課税枠の適用を受けることができるので有利です。

このように相続できる個人年金保険としては、「確定年金」のほかに、“保証期間付”の「有期年金」と「終身年金」があります。「保証期間付有期年金」・「保証期間付終身年金」は、保証期間内に被保険者が死亡した場合、遺族がその契約を相続することが出来ます。相続時の生命保険の非課税枠についても同様です。家族への遺産とすることも保険選びのポイントとして考えるのであれば、これら相続可能な個人年金保険も比較検討の価値ありです。

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